辺野古2014 HENOKO PHOTO REPORT ~ 海中編 ~

貴重な自然の宝庫。使い古された言葉だが、沖縄県名護市の東部、多様な生態系を有する辺野古崎から大浦湾一帯は、まさに「宝庫」という言葉がふさわしい。海中で十数メートルもそそり立つアオサンゴ、群生するユビエダハマサンゴ、「命のゆりかご」といわれるサンゴにはぐくまれる魚や貝、さまざまな海の生物たち。絶滅危惧種で、国の天然記念物のジュゴンが海藻を食べた跡がいくつも見つかっている。辺野古の海のほんの一端を、沖縄タイムスのカメラマンによる写真で紹介する。

ゆらゆらと漂い、ふ化が近い卵を見守るトウアカクマノミ。ジュゴンの食(は)み跡が交­差する海草藻場。ここは沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖。多種多様な生物がすむ豊かな海が広がっている。北側の大浦湾はマングローブ、砂地、サンゴ礁で形成され 、変化に富んだ海だ。

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