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2012年度の調査の様子

石垣金星さんより説明を受ける隊員ら西表野生生物保護センターでの説明カンピリの滝でカヌーでマングローブの間を抜ける

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2012年10月7日 【朝刊】

2012シンポジウム 【特集】
足元の自然見つめて

 沖縄こども環境調査隊のシンポジウム「沖縄の声を伝えよう~豊かな沖縄の生物と自然のかかわり」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団、協賛・智光、沖縄海邦銀行、南西石油、昭和化学工業、我那覇畜産)が9月22日、県立博物館・美術館で開かれた。8月7日から4日間の日程で石垣島と西表島に分かれて視察した12人の小中学生が、現地の環境問題や保全活動について学んだことを報告した。

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2012年09月23日 【朝刊】

自然保護学び「世界変える」
小中学生12人で宣言

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「沖縄こども環境調査隊2012」のシンポジウムが22日、県立博物館・美術館であった。8月に石垣島と西表島を訪れた小中学生の隊員12人が、豊かな自然をどう守るか、現地で考えたことを発表。全員で「信念を持って行動し、私たちは世界を変えます」と宣言した。 隊員は約100人の聴衆を前に、学んできた成果を堂々と発表。西表島に行った崎山喜志(よしゆき)君(名護中1年)は「ガイドの方がこの世に意味のない物はないと言ったことが心に残った」と話した。 石垣島で現地参加した黒澤にこさん(伊原間中2年)、ふらりさん(明石小5年)の姉妹は「外から来る人も地元の人も、自然に危機が迫っていることに関心を持ってほしい」と願った。 宣言では、全員が「正しい知識を身に付ける」「生活の便利さの先に何があるのか想像する」など4点を誓い、シンポを締めくくった。 調査隊の主催は沖縄タイムス社、共催は海洋博覧会記念公園管理財団。

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2012年9月5日 【朝刊】

自然保護は企業の使命 【特集】

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2012年08月11日 【朝刊】

離島の魅力感じ帰任
こども環境調査隊10人

800kioki.jpg空港に到着した環境調査隊の子どもたち=10日、那覇空港 沖縄こども環境調査隊2012(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の隊員10人が10日、西表島と石垣島から那覇空港に戻った。真っ黒に日焼けした小中学生は口々に「楽しかった」と4日間の調査を振り返った。

 上阪主税(こうさかちから)君(具志川中1年)は「石垣の海はすっげーきれいで、生き物がたくさんいた」。西表島に行った後藤依奈さん(北中城小6年)は「森は守る所と人が入る所を分けて考えることを勉強した」と話した。

 空港では保護者ら約20人が出迎えた。海洋博財団総合研究センターの大橋謙一センター長は「沖縄のすごさを実感したと思う。多くの人に伝えてください」と隊員をねぎらった。


2012年08月09日 【朝刊】

サンゴ守れ ミドリの輪

websatoukibi.jpgサトウキビ畑の周囲にゲットウ300本を植樹した「沖縄こども環境調査隊」隊員ら=8日、石垣市白保 沖縄こども環境調査隊2012(主 催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の石垣島チームは8日、石垣市のWWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」でサンゴ礁の 保全活動を学んだ。畑の周囲にゲットウを植えて赤土流出を防ぐグリーンベルト活動などを体験し、サンゴを守る地道な努力を肌で感じていた。
 上村真仁センター長は、白保地区にある世界最大級のアオサンゴ群落や、地域の伝統漁法「海垣(インカチ)」の再生活動などを紹介した。
 隊員は集落の畑周辺に300本のゲットウを植え、ゲットウの消臭剤も作った。海岸の砂に含まれる赤土量の測定では、砂1立方メートル(1000キロ)当たり289キログラムの赤土を含んでいる測定結果に驚いていた。
 小禄南小5年の幸喜礼佳(らいか)君は「重労働だけど、サンゴが守れるならやりがいがある」と笑顔。石田中2年の竹尾和佳奈さんは「サンゴ保全には地域全体の協力が必要」と話した。

2012年08月08日 【朝刊】

西表の暮らし学ぶ
こども環境調査隊

web石垣金星さん.jpg石垣金星さんから島の自然や暮らしについて聞くこども環境調査隊のメンバー=7日、西表島祖納の古民家 沖縄こども環境調査隊2012(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)隊員の県内の小・中学生10人が7日、那覇空港から八重山へ向け出発した。石垣島と西表島の2グループに分かれ、4日間の日程で、サンゴやマングローブなどの生態系を観察・検証する。

 同日午後、現地入りした西表島チームは、同島祖納にあるかやぶき屋根の古民家を訪問し、石垣金星さん(66)から島の暮らしなどについて聞いた。石垣さ んは「西表では昔から自然の神様を敬い、山や海の恵みを受けて暮らしてきた。自然にあるものは草木一本、人間のものではないという意識と、自然に感謝する 心が大切だ」と、人間と自然の深い関わりを説明した。

 隊員の東浜光汰君(与勝中3)は「生活の中で、自然をとても大切にし、共存して生きていると思った。環境を守るには、自然を理解することが大切だと気付かされた」と感想を話した。


2012年07月17日 【朝刊】

親子で自然環境学ぶ
こども調査隊学習会 50人参加

環境学習.png親子で楽しみながら押し花を作る参加者=16日、本部町・海洋博公園 【本部】沖縄こども環境調査隊2012特別企画夏休み親子学習会(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)が16日、本部町の海洋博公園熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で開かれた。
 調査隊員9人と一般参加の親子連れら約50人が参加。同財団総合研究センター研究第二課の宮城好二さんを講師に、沖縄の生き物や自然環境について学んだ。
 宮城さんは琉球列島の歴史や多様な生息生育環境、固有種が多い沖縄の生き物の特徴などについて説明した。
 調査隊員の琉大付属小6年生の島袋眞子さん(11)は「見たことのある植物が絶滅危惧種だと知って驚いた。調査に行く八重山ではもっといろんな植物を見てみたい」と話した。
 参加者は午後から園内の植物を観察したほか、園内にある植物の花を使った押し花づくりに取り組んだ。
 調査隊メンバーは8月7日から4日間、八重山諸島を視察し、森林の生態系やサンゴ礁の保全活動などについて学ぶ。

2012年07月08日 【朝刊】

環境調査隊9人に認定書
心構え・取材方法など学ぶ

隊員認定証.png認定書を手にする環境調査隊のメンバー=7日、沖縄タイムス社 沖縄こども環境調査隊2012の隊員研修会が7日、那覇市おもろまちの沖縄タイムス社で開かれ、主催の同社が9人の隊員に認定書を手渡した。共催は海洋博覧会記念公園管理財団。
 調査隊には県内の小中学生10人が参加。8月7日から10日まで、石垣島と西表島の2グループに分かれてサンゴや森林の生態系を観察し、自然と人間との関わりを検証する。その後、隊員らがシンポジウムで成果を発表、記事も書く。
 研修会は自己紹介で始まり、調査の心構えや取材方法などを学んだ。渡嘉敷小5年の新垣笙(しょう)君(10)は「渡嘉敷島との生態系の違いを知りたい」と意欲満々。石田中2年の竹尾和佳奈(わかな)さん(13)は「海が好き。海の良さを知り、たくさんの人に発信したい」と目を輝かせた。

2012年07月04日 【朝刊】

喜如嘉小・島袋さん 八重山探究へ
沖縄こども環境調査隊 隊員認定書を交付

20120714隊員認定証.jpg沖縄こども環境調査隊の一人に選ばれ、認定書を手にする喜如嘉小6年の島袋茉弥さん 県内の自然について学び、発表する「沖縄こども環境調査隊2012」(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の初めての隊員認証式が6月26日、大宜味村立喜如嘉小学校(安富広子校長)で行われ、同校から参加する6年生の島袋茉弥(まや)さん(12)に認定書が手渡された。
 10人の隊員の一人に選ばれた島袋さんは「まさか自分が選ばれると思わなかったので、選ばれたと聞いた時はうれしかった。八重山で、本物のイリオモテヤマネコやカンムリワシを見たい」と抱負を語った。
 同校からは6年生9人のうち4人が応募した。安富校長は「喜如嘉小の周囲も自然に囲まれ、いろいろな生物のことを学べるが、違う土地に行って新たな発見をしてきてほしい。とても名誉なことなので、学校、地域の代表として頑張ってきてほしい」とエールを送った。
 他校から選ばれた残り9人の隊員にも順次、認定書が授与される。

2012年06月25日 【朝刊】

こども環境調査隊員決まる
小・中学生10人八重山諸島視察

 県内の子どもたちに環境学習の機会をつくり、視察調査する事業「沖縄こども環境調査隊」(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の選考面接が24日、那覇市の沖縄タイムス社であり、隊員10人が選ばれた。
 離島を含む県内各地から小・中学生52人の応募があり、作文審査を通過した22人が選考面接に臨んだ。
 隊員たちは8月7日から3泊4日の日程で、八重山諸島を視察し、森林の生態系やサンゴ礁の保全活動などについて学ぶ。9月下旬には、沖縄こども環境シンポジウムで学習成果を発表する。隊員は次の通り。(敬称略)
 東浜光汰(与勝中3)竹尾和佳奈(石田中2)上阪主税(具志川中1)崎山喜志(名護中1)上里亮権(泡瀬小6)島袋眞子(琉大付属小6)後藤依奈(北中城小6)島袋茉弥(喜如嘉小6)新垣笙(渡嘉敷小5)幸喜礼佳(小禄南小5)

主催 沖縄タイムス社
共催 財団法人海洋博覧会記念公園管理財団
後援 内閣府沖縄総合事務局、沖縄県、沖縄県教育委員会、環境省那覇自然環境事務所、NHK沖縄放送局、琉球放送、琉球朝日放送