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2015年09月20日(日)

沖縄こども環境調査隊2015シンポジウム【特集】
『地球の声を伝えよう~沖縄の固有種と自然環境~』
 見た 学んだ 久米島の夏

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シンポジウム特集

2015年09月06日(日)

「生き物守る対策 実践」
小中8人 環境宣言

 沖縄の固有種と自然環境をテーマに久米島を視察した「沖縄こども環境調査隊2015」のシンポジウム(主催・沖縄タイムス社)が5日、那覇市久茂地のタイムスホールであった。小、中学生8人の隊員は生き物を守るために必要な対策について意見を発表。調査を踏まえた「環境宣言」では、「学んだこと、感じたことを伝え、自分でできることを実践していく」と声を合わせた。

 2人1組で発表に立った隊員たちは、赤土の流出、漂着ごみなどが生態系を脅かしていることや、それらが人為的に引き起こされていることなどを踏まえ、それぞれの考えを報告した。
 古蔵小5年の儀間瑞季さん、座安小6年の高村ゆず子さんのグループは「人が地球の持ち主ではない。自分たちが生活しつつ、自然も大切にしていかないといけない」などと訴えた。

 宮森小6年の畔上英士さん、安岡中1年の長島由奈さんのグループは「一匹一匹、心や命があるということを考えて、生き物と接していかないといけない」などと発表した。
 
 基調講演では、隊員を受け入れた久米島ホタル館の佐藤文保館長が、久米島の成り立ちや、開発や外来種などによって固有種の生態系が脅かされている現状を説明。自然環境を保護するために「住民の協力と対策が重要だ」と指摘した。

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(写図説明)環境保全へのメッセージを読み上げる沖縄こども環境調査隊のメンバー=5日午後、那覇市久茂地のタイムスホール

2015年09月03日(木)
守れ美ら島 企業も汗【特集】
調査隊8人、協賛企業を突撃取材!



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守れ美ら島 企業も汗

8月31日(日)ワラビー

久米島視察 【特集】
五感フルに「命」観察
子ども調査隊8人 地球環境考える



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ワラビー(久米島視察特集)

沖縄こども環境調査隊シンポジウム

来月5日 タイムスホール

 沖縄タイムス社は「沖縄こども環境調査隊2015シンポジウム~地球の声を伝えよう」を開催します。県内学習、久米島視察を終えた隊員たちが学んだこと、感じたことを発信し、環境問題について考える場とします。(入場無料)

▽名称 沖縄こども環境調査隊2015シンポジウム 地球の声を伝えよう~沖縄の固有種と自然環境~
▽日時 9月5日(土)午後2時~4時
▽場所 タイムスホール
▽定員 200人(事前申込制、先着順)
▽基調講演 「久米島の自然と生き物、こども達」佐藤文保氏(久米島ホタル館館長)
▽隊員調査報告(沖縄県内の小・中学生8人)、環境宣言
▽申し込み・問い合わせ 沖縄タイムス社広告局企画推進部、
  電話098(860)3573(平日午前10時~午後6時)

主催 沖縄タイムス社
共催 一般財団法人沖縄美ら島財団
協賛 沖縄海邦銀行、環境ソリューション、沖縄コカ・コーラボトリング、我那覇畜産
   オキナワマリーンリサーチセンター

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2015年08月09日(日)ワラビー
川に生き物 いっぱい!!
親子で探検 多様性を実感


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ワラビ-(8月9日)

2015年08月01日(土)

久米島の調査まとめ
地質・岩石スポット見学


PICKH20150801_A0029000100700008.jpg異なる地層を調査する隊員=31日、久米島町仲村渠
 久米島に生息する固有種の環境調査を続けてきた「沖縄こども環境調査隊」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)は31日、最終日を迎えた。小中学生8人は、現地調査の総括とシンポジウムで発表するテーマを絞り込む会議をした後、博物館見学や島の成り立ちを調査できる地質・岩石スポットを見学した。
 
 奥武島海岸にある国指定天然記念物の畳石を観察した桜井久玲愛さん(港川中1年)は「沖縄本島の島の成り立ちについて興味が出てきた」と意欲的。名嘉山栞さん(安岡中1年)は「赤土流出と漂着ごみが島の固有種にどう影響するかを発表したい」と話した。
 
 生物の命は平等であるというテーマで報告するという長島由奈さん(同中1年)は「島の地質を調査することで時の流れを感じることができた」と話した。隊員は9月5日、那覇市のタイムスホールで研究成果を発表する。



2015年07月31日(金)

ごみ清掃 軽トラ1台分
カヤック体験・生物観察も


PICKH20150731_A0029000100700005.jpgシンリ浜の海でシュノーケリングに挑戦する隊員=30日、久米島町大原
 久米島で環境調査に取り組む「沖縄こども環境調査隊」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)の小中学生8人は30日、真謝海岸の漂着ごみ拾いや海の生物観察を行ったほか、シンリ浜でシーカヤックとシュノーケリングを体験した。隊員が拾ったごみは20分足らずで軽トラックの荷台に山積みとなった。その後、ハマサンゴが群生する岩礁でサンゴの白化現象について理解を深めた。
 
 フトユビシャコを網で捕獲した畔上英士君(宮森小6年)は「浜辺からすぐの場所でサンゴやウツボが生息していることに驚いた。この海を次世代に残したい」と意気込みを語った。
 
 2度目のシーカヤック体験という當銘舞子さん(美里中1年)は「スピードが出てグラグラしたけど楽しかった。きれいな海に赤土が流れないよう、植林などの対策を進めたい」と話した。

2015年07月30日(木)

自然との共生 実感
久米島で工芸も学ぶ


PICKH20150730_A0025000100700005 (1).jpgにぶちの森で見つけたキノボリトカゲをのぞきこむ隊員たち=29日、久米島
  【久米島】「沖縄こども環境調査隊2015」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)の小中学生8人は29日、にぶちの森や白瀬川で、久米島固有の動植物を観察したほか、久米島紬(つむぎ)の里ユイマール館で伝統工芸を体験した。
 
 久米島ホタル館の佐藤文保館長(56)の案内で森を調査した子どもたちは、戦後しばらく久米島の森で木炭づくりや田植えが行われたことを学び、人が自然の中で暮らしていた当時に思いをはせた。国の天然記念物リュウキュウヤマガメを発見した齋藤健太君(読谷中3年)は「甲羅が岩やコケの色と一体化していた。生き残るための工夫を感じた」と興奮した様子。
 
 川では沖縄県唯一の水生ホタルで島の固有種クメジマボタルの幼虫を観察した。久米島紬の工程を隊員に解説した久米島博物館学芸員の宮良みゆきさん(41)は「糸づくりや織りの体験を通して島の豊かな自然を感じ、先人の暮らしをかみしめてほしい」と話した。





2015年07月29日(水)

久米島の動植物調べよう
森・川でテーマ別

PICKH20150729_A0027000100700003.jpg久米島ホタル館周辺の小川で生き物を採取するこども環境調査隊の隊員=28日、久米島町大田
 小中学生が環境問題を調査研究する「沖縄こども環境調査隊2015」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)で久米島を訪れている隊員8人は初日の28日、「久米島ホタル館」周辺に生息する森の動植物と水辺の生物を調査した。臭い、大きさ、形、感触、色の五つのテーマごとに、結果を互いに発表した。
 
 亜熱帯の気候に加え豊富な水資源があり、琉球列島の中でも独自の地殻変動を経てきた久米島には、多くの固有種が存在する。
 
 絶滅危惧種のコガタノゲンゴロウの幼虫がヤゴを食べている様子を観察した高村ゆず子さん(座安小6年)は「食物連鎖の流れを観察できてよかった。本島ではあまり見られない生き物に感動した」と話した。同館の佐藤直美さん(54)は「水辺と森の動植物の関わりを知ることは、地球環境全体の循環を知る良い機会」と、学習の意義を語った。





2015年07月06日(月)

久米島固有種 8人が調査へ
こども環境調査隊

PICKH20150706_A0028000100600008.jpg認定証を受け取り、調査への意欲を見せる隊員たち=5日、那覇市久茂地・沖縄タイムス社 認定証を受け取り、調査への意欲を見せる隊員たち=5日、那覇市久茂地・沖縄タイムス社
 沖縄こども環境調査隊2015(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)の認証式と研修会が5日、那覇市の沖縄タイムス社で開かれた。
 
 認定されたのは県内の小中学生8人。28日から31日まで久米島に派遣され、固有種を調査する。座安小6年の高村ゆず子さんは「いろいろな生きものについて学び、
あらためて環境について考えたい」と抱負を述べた。

 美里中1年の當銘舞子さんは「与那国馬が好きで、固有種に興味がある。たくさん見聞きしたい」と笑顔で話した。研修会では昨年の調査隊員からアドバイスを受けた。



環境調査隊の隊員になって、環境問題を一緒に考えよう。応募お待ちしています。

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下記より、募集要項がダウンロードできます。


LinkIcon2015沖縄こども環境調査隊 隊員募集要項

主催 沖縄タイムス社
共催 一般財団法人 沖縄美ら島財団
後援 内閣府沖縄総合事務局、沖縄県、沖縄県教育委員会、環境省那覇自然環境事務所、NHK沖縄放送局、琉球放送、琉球朝日放送