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「私たちは世界を変えます」と力強く宣言文を読み上げた調査隊員8人=9月25日、那覇市の県立博物館・美術館JTが助成するNPO法人グローイングコーラルのサンゴ植え付け活動に参加した隊員 2011年6月19日、糸満市大度海岸植樹する苗づくりに挑戦した隊員 2011年7月2日、西原町・南西石油36年間の普及活動を学ぶ隊員 2011年6月19日、那覇市・沖縄海邦銀行本店球形ホルダー見学前に注意点などを聞く隊員 2011年7月2日、那覇市西・沖縄ガス植樹活動で植えられた木の手入れをする隊員 2011年6月18日、大宜味村・大保ダム

2011年沖縄こども環境調査隊の隊員8人

ボルネオの森について調べる沖縄こども環境調査隊の隊員が決定したのが2011年4月。それから調べた内容を発表したシンポジウムまで、沖縄タイムスに掲載された記事をもとに紹介します。

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2011年10月9日 【朝刊】

2011シンポジウム特集
森の未来 つながる暮らし

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2011年09月26日 【朝刊】

人間と森 共生訴え
こども環境調査隊シンポ 8人が報告
学び考えたことの実践誓う

2011シンポジウム30.jpg シンポジウムで活動成果を報告する調査隊メンバーら=那覇市の県立博物館・美術館縄こども環境調査隊のシンポジウム「地球の声を伝えよう~森の仲間たちのメッセージ」が25日、県立博物館・美術館であった。8月にマレーシア・ボルネオ島を視察した中学生8人が、現地の環境問題や自然保護活動を報告。「学び考えたことを一過性のものにせず、継続して実行する」と全員で誓った。主催は沖縄タイムス社、共催は財団法人海洋博覧会記念公園管理財団。
 調査隊は8日間の調査内容を2人一組で4グループに分かれて発表。事前調査で訪れた沖縄本島北部の山原との違いや、人間と森の共生について考えたことを伝えた。
 沖縄尚学付属中1年の上里美向さんと読谷中2年の比嘉修斗君は、マレーシアのサバ州政府がデラマコ商業林保護区で開発と自然保護を両立させる状況と山原の森との違いを比較。「森とわたしたちが共生共存できる未来のため、できることを少しずつやっていこう」と訴えた。
 琉大付属中1年の知名紗也加さんと美東中3年の玉城恵さんは、環境破壊の一因となっている油ヤシ製品について「人ごとではなく自分たちも関わっている。自然は財産なので守っていきたい」と日常生活に引き付けて報告した。
 シンポ最後は「一人一人にできることは小さいが、それぞれが信念を持って行動することで世界を変えていきたい」と環境メッセージを宣誓。シンポでは、NPO法人ボルネオ保全トラストジャパン理事の黒鳥英俊さんも講演した。

2011年09月25日 【朝刊】

こども環境調査きょう結果報告
県博でシンポ

 8月にマレーシア・ボルネオ島を視察し環境問題について学んだ「沖縄こども環境調査隊2011」の中学生8人が、調査結果を報告するシンポジウム(主催・沖縄タイムス社、共催・財団法人海洋博覧会記念公園管理財団)が25日、県立博物館・美術館で開かれる。入場無料。
 NPO法人ボルネオ保全トラストジャパン理事の黒鳥英俊氏による講演もある。生物多様性の宝庫であるボルネオの環境問題について話す。シンポは午後1時から同3時40分まで。

キナバル山30.jpg

2011年9月9日

2011ボルネオ隊員体験記

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ビリット村30.jpg

2011年9月3日 【朝刊】

2011ボルネオ写真特集

2011ボルネオ写真特集LinkIcon

デラマコ商業林保護区30.jpg

2011年8月27日、28日 【朝刊】

2011共生の森を訪ねて

〈記者体験記〉

2011共生の森を訪ねてLinkIcon

2011年08月23日 【朝刊】

環境調査隊 笑顔で帰国
来月25日 成果発表

2011帰国082330.jpgレーシアのボルネオ島で環境問題などを学んだ沖縄こども環境調査隊(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の中学生8人は22日、7泊8日の日程を終えて那覇空港に到着した=写真。
 読谷中学校2年生の比嘉修斗君(13)は「日本では体験することのできないボルネオの話を、最初に家族に伝えたい」と笑顔だった。
 調査隊は今後、調査の成果をまとめ、9月25日に県立博物館・美術館で開かれる環境シンポジウムで発表する。

2011年08月21日 【朝刊】

高山の大自然に感動

2011キナバル082130.jpgキナバル山を後ろに、広がるクロッカー山脈を見渡す隊員=20日、マレーシア・ボルネオ島【マレーシア・ボルネオ島で湧田ちひろ】ボルネオ島を訪れている沖縄こども環境調査隊(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)は20日、世界遺産のキナバル公園を訪れた。
 一行は高さ約4095・2メートルを誇る東南アジア最高峰のキナバル山で、固有種の植物などを見て回った。付近にあるポリン村では、世界最大の花ラフレシアを見学。隊員は初めて見る直径約50センチの花を観察し、不思議な寄生植物の生態について学んだ。
 公園内では、海抜約500メートルの高地で山歩き、隊員はルート途中のつり橋5本を渡り、高い山々と深い谷底の迫力ある景色に圧倒された。沖縄尚学付属中1年生の上里美向(みいむ)さん(12)は「キナバルの自然はきれい。薬用として使われる植物もあり、可能性はすごい」と自然の多様性に驚いた。

2011年08月19日 【朝刊】

商業と環境 両立感心
保護区で伐採見学

2011マレーシアボルネオ30.jpg伐採作業後、倒れた木を確認する隊員ら=18日、マレーシア・ボルネオ島マレーシア・ボルネオ島で湧田ちひろ】マレーシアで環境問題などを学ぶ沖縄こども環境調査隊(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の中学生8人は18日、ボルネオ島サバ州が管理するデラマコ商業林保護区を訪れた。
 保護区は約5万5千ヘクタールの土地を135地区に分け、計画的に木の伐採と植栽をする地区、手を付けない森林保護区を設け、商業と環境保護を両立させたモデルとして注目されている。一行は、サバ州政府森林局のピーター・ラガン氏の案内で、周囲の木を傷つけず、効率的に木を運び出す方法を学び、実際の伐採作業を見学した。
 嘉数中学校2年生の外間睦海さん(13)は「きちんと調査計画を立て、周辺の住民のことも考えて環境を守っていることがとてもすごい」と感心していた。

2011年08月18日 【朝刊】

熱帯雨林の動植物観察
ビリット村で民泊交流

2011ビリット村30.jpg熱帯雨林にすむ樹木や鳥を観察する隊員ら=17日、マレーシア・ボルネオ島ーシア・ボルネオ島で湧田ちひろ】沖縄こども環境調査隊(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の中学生8人は17日、ボルネオ島サバ州のレインフォレスト・ディスカバリーセンターで、一帯に広がる熱帯雨林の樹木や動植物を観察した。
 ガイドの案内で、3時間かけてセンター内のトレッキングコースや植物園などを回り、高さ50メートルを超えるフタバガキやマンガリスの樹木を観察。マレーシア固有種のウツボカズラやランにも関心を寄せ、熱心に写真とメモを取った。
 美東中学校3年生の玉城恵さん(14)は「沖縄で見たことのない大きな板根(ばんこん)に驚いた。ミケリスも見ることができて良かった」と目を輝かせた。
 一行は夜、ビリット村の住民宅にホームステイし、互いの文化について話し合い交流した。

2011年08月18日 【朝刊】

[社説]
夏休みのみんなへ
君の興味掘り下げよう

 夏休みも後半に入りました。海やプール、公園、行楽地などから、みんなの楽しそうな声が聞こえてきます。家族で旅行をしたり、勉強や部活動の目標に向かって頑張ったり、地域活動やボランティア活動などに励んでいる児童・生徒もいるでしょう。
 学校生活とは違った、さまざまな体験ができる、せっかくの機会です。日ごろ疑問に感じていること、興味を持ったことを、掘り下げてじっくり調べてみませんか。新しい発見があるはずです。
 県内の中学生8人からなる「沖縄こども環境調査隊」が、マレーシアのボルネオ島を訪問し、森と人との共生を目指した現地の取り組みや環境問題を学んでいます。隊員たちは訪問に先立ち、山原の森を散策するなど沖縄の自然に触れたり、県内企業の環境保全活動について話を聞くなど事前学習し、理解を深めました。
 沖縄とボルネオ島。それぞれの生態系や環境問題、保護対策の共通点や差異を肌で感じることで、一人一人何ができるのか、見えてくるのではないでしょうか。
 「自分たちの足元を調べたい」と思ったのが、研究の出発点だったという高校生もいます。那覇高校自然科学部の生徒たちは、那覇市を中心に地形や地質、湧き水の分布など1年がかりで調べた結果を、福島県で開かれた全国高校総合文化祭で報告しました。
 都市化の進んだ那覇では、地質などの調査ができる露頭が少なく、データを集めるのに苦労したそうですが、調査結果を基に立体模型を完成させ、手応えを感じています。
 夏休みの宿題として、自由研究を出された皆さんも多いでしょう。実験や観察をしたり、図書館などでテーマをとことん調べてまとめたり、何に取り組むかは「自由」です。
 休みの始まりからこつこつ取り組んできた研究なら、そろそろまとめに入る時期ですね。もしかしたら、まだ何をするか決まらず慌てている人もいるかもしれません。
 家族や周りの大人に相談しても構いません。本やインターネット、新聞の記事からもきっとヒントが得られるでしょう。大事なのは、それらを基に自分で考え、自分の言葉としてまとめることです。
 小さな気付きや疑問が「知りたい」という知的好奇心に発展し、「知る」ための行動や体験が内面の成長につながります。「もっと知りたい」という気持ちが芽生えたなら、次のステップとして研究を続け、内容をさらに掘り下げていくのもいいでしょう。
 もうすぐ学校生活が始まる地域もあります。そろそろ生活のリズムを戻すよう心掛けてください。最初に立てた休み中の予定や計画を点検し、残りの期間をどう過ごすか考えてみましょう。
 残り少なくなったといっても油断は禁物です。外で活動する際は安全面に気を付けてください。特に海や川の事故に注意し、熱中症にも用心しましょう。
 長い夏休みを有意義に過ごすことで、心身ともに鍛えられ、感性も磨かれます。一回りも二回りも成長したみんなに会えるのが楽しみです。

2011年08月17日 【朝刊】

ボルネオの課題学ぶ
隊員8人、島に到着

2011ボルネオ0130.jpg【マレーシア・ボルネオ島で湧田ちひろ】マレーシアで環境問題や自然保護活動について学ぶ沖縄こども環境調査隊(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の中学生8人は16日、ボルネオ島に到着した。一行は同島内のレインフォレスト・ディスカバリーセンターで、サバ州政府森林局のピーター・ラガン氏からボルネオ島が抱える問題と自然保護の取り組みについて説明を受けた=写真。
 ラガン氏は、油ヤシ農場の開発などで森林地域が減少したサバ州で、商業のための土地と森林保護を両立させるモデル地区「デラマコ商業林保護区」の取り組みを紹介。「何もしなければ森は消えていく。計画により環境への悪影響の低減と、動物保護が図られている」と述べた。
 琉大付属中学校1年の知名紗也加さん(12)は「伐採された木が日本に送られていて、自分たちの生活との関わりが分かった。伐採をする現地の人が悪い訳ではないと思った」と日本とマレーシア、商業と森林保護などの関係について見識を深めていた。

2011年08月16日 【朝刊】

環境調査隊8人ボルネオへ出発
森と人の共生学ぶ

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 マレーシアのボルネオ島を視察し、現地の環境保護活動や生態系について学ぶ「沖縄こども環境調査隊」(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の中学生8人=写真=が15日、那覇空港を出発した。
 出発式で隊員は、「ボルネオ島と沖縄が抱えている環境問題の共通点と違いを調べたい」「自分たちの生活と、ボルネオの自然がどのようなかかわりがあるのか調べたい」などと抱負を述べた。同財団の花城良廣常務理事は「せっけんに使われる油ヤシなど、わたしたちの生活と密着している。しっかり見てきてほしい」とアドバイスした。
 隊員らはボルネオ島のデラマコ商業林保護区やキナバル公園などを訪れ、森と人との共生を目指した取り組みや環境問題を学ぶ。7泊8日の日程で、22日に帰沖する。

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2011年8月13日 【朝刊】

2011夏休み親子学習特集

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2011年08月11日 【朝刊】

こども環境調査 出発前に学習会


2011出発前学習会30.jpg沖縄こども環境調査隊(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)は10日、本部町の海洋博公園で学習会を開いた=写真。今年は県内の中学生8人が参加し、15日から22日までマレーシア・ボルネオ島で生物多様性と森林保全の現状について調査する。
 勉強会では、同財団総合研究センター普及開発課の篠原礼乃主任技師を講師に、植物研究のおもしろさや国内外の動植物の現状について学んだ。
 隊員で沖縄クリスチャン学院1年の大城一葉さんは「世界には数えきれないくらいの動植物が生息していると思う。沖縄で見られないものを見てきたい」と期待に胸を躍らせた。鏡原中学校2年の鈴木一平さんは「ボルネオの豊かな自然の写真を撮って調査にいかしたい」と意気込んだ。

2011年08月01日 【朝刊】

自然に親しんで久高さんが強調

2011やんばる学びの森30.jpgヤンバルの自然について講演する久高将和さん(左)=31日、国頭村「やんばる学びの森」
「沖縄こども環境調査隊」(主催・沖縄タイムス社)は31日、写真家でNPO国頭ツーリズム協会の久高将和さんがやんばるの森をテーマに講演した。
 久高さんは「どんな動植物にでも興味を抱き、調べ、想像を膨らませていくことが自然を守る行動につながる」と語り、子どものころから身近な自然に親しむことの大切さを語った。
 講演会には小中学生の親子23人が参加。父親の康志さん(39)と参加したうるま市立伊波小4年の上運天大志君(9)は「生き物は全て互いにつながりを持って生きていることが分かった」と感想を語った。


2011年08月01日 【朝刊】

[季節風]

ノグチゲラとヤンバルクイナ30.jpg ○…国頭村環境教育センター「やんばる学びの森」で31日早朝、宿泊棟前の茂みで国の天然記念物のヤンバルクイナとノグチゲラが同じ場所で餌探しする珍しい光景が見られた=写真(赤い円内)。
 ○…この日は、沖縄タイムス主催「沖縄こども環境調査隊」学習会で親子23人が宿泊。宿泊部屋の目の前で繰り広げられた天然記念物の“共演”に興奮気味にシャッターを切る親子も。
 ○…隊員の鈴木一平さん(13)は「ヤンバルクイナが見たくて朝4時半に起きたかいがあった。2種類同時に見られるとはなんてラッキー」とうれしそうに話した。

2011年07月31日 【朝刊】

こども環境隊員 北部の自然学ぶ

2011国頭村環境調査隊員30.jpg散策路でガイドの説明を聞く環境調査隊員=30日、国頭村
【国頭】子供たちを海外に派遣し、現地の環境問題について学ぶ「沖縄こども環境調査隊」(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)特別企画の夏休み親子学習会が30日、国頭村のやんばる学びの森で開かれた。こども調査隊員と一般参加の親子連れ29人が参加した。
 参加者は同施設の自然ガイドの案内で散策路を歩きながら、やんばるの森に住む動物の生態系や植物の分布について学んだ。
 那覇市の徳永沙耶さん(12)=松島小6年=は母智代さんと参加、「貴重な生き物を観察することができた。この自然を守っていきたい」と話した。調査隊員で読谷村の比嘉修斗君(14)=読谷中2年=は「やんばるとボルネオの森林を比べてどうなのかを知りたい。違いをまとめて発表したい」と意欲を語った。
 学習会は1泊2日の日程で、31日は写真家の久高将和さんの講演会が開かれる。調査隊は8月15~22日にマレーシアのボルネオ島で調査活動に派遣される。


2011年07月24日 【朝刊】

自然環境 親子で学ぶ
こども調査隊が学習会

【本部】子どもたちを海外に派遣し、現地の環境問題について学ぶ「2011ネーチャーゲーム30.jpg ネーチャーゲームを楽しむ夏休み親子学習会の参加者ら=本部町、海洋博公園縄こども環境調査隊」(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の第1回夏休み親子学習会が23日、海洋博公園熱帯・亜熱帯都市緑化植物園であり、こども調査隊員8人を含め31人が参加した。
 この日は同財団総合研究センター主任技師の峯本幸哉さんを講師に、自然の中から人工物を探し出すゲームやソテツの葉の虫かごづくりに挑戦した。
 調査隊員は8月15日~22日にマレーシアのボルネオ島に派遣され、現地調査を行う。隊員の嘉手苅風花さん(沖縄三育中3年)は「自分の目で見て感じたことを友人に伝えたい」。外間睦海さん(嘉数中2年)は「現地でのホームステイが楽しみ。学んだことを学級新聞などで紹介する」と話していた。

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2011年7月14日 【朝刊】

2011環境にやさしい企業特集

2011環境にやさしい企業特集LinkIcon

2011年06月06日 【朝刊】

環境調査隊員に中学生8人決定
マレーシア視察に意欲

 子どもたちを海外に派遣し環境問題を現地調査する学習ツアー「沖縄こども環境調査隊」(主催・沖縄タイムス社、共催・海洋博覧会記念公園管理財団)の選考面接が5日、那覇市の沖縄タイムス社であり、隊員8人が選ばれた。
 離島を含む県内各地から中学生91人の応募があり、作文審査を通過した30人が選考面接に臨んだ。調査隊派遣は3年目を迎え、新たに日本たばこ産業沖縄支店、沖縄海邦銀行、南西石油、沖縄コカ・コーラボトリング、沖縄ガス、我那覇畜産の県内6社が協賛し、隊員枠を2人増の計8人とした。
 隊員たちは8月15日〜22日の日程で、マレーシアのボルネオ島を視察し、現地の環境問題について学ぶ。9月下旬には、沖縄こども環境シンポジウムで学習成果を発表する。
 隊員に選ばれた玉城恵さん(美東中学校3年)は「マレーシアを自分の目で見て、沖縄でできることを考えたい」と意欲。大城一葉さん(沖縄カトリック中学校1年)は「マレーシア固有の動物と現地の人の自然に対する考え方を勉強したい」と話した。
 隊員は次の通り。

【中学生】8人
嘉手苅 風花(かでかる ふうか) 沖縄三育中学校 3年
玉城 恵(たまき めぐみ) 美東中学校 3年
鈴木 一平(すずき いっぺい) 鏡原中学校 2年
外間 睦海(ほかま むつみ) 嘉数中学校 2年
比嘉 修斗(ひが しゅうと) 読谷中学校 2年
上里 美向(うえざと みいむ) 沖縄尚学高等学校附属中学校 1年
大城 一葉(おおしろ かずは) 沖縄カトリック中学校 1年
知名 紗也加(ちな さやか) 琉球大学附属中学校 1年

2011年04月22日 【朝刊】

[タイムスからお知らせ]
こども環境調査隊員募集
中学生6人 来月17日締め切り

 沖縄タイムス社は環境学習ツアー「沖縄こども環境調査隊2011~地球の声を伝えよう」を実施します。中学生を国外派遣し、環境問題を考えてもらいます。

▽概要 (1)ツアーへの参加
    (2)環境学習会への参加
    (3)「沖縄こども環境調査隊シンポジウム」(9月予定)での発表
▽対象と人数 県内の中学生計6人を作文と面接で選考
▽日程 応募締め切りは5月17日(火)必着。派遣国は8月に東南アジア(予定)。
    渡航・滞在費は主催者負担
▽応募 所定用紙(沖縄タイムス本社、支社、支局で配布。沖縄タイムスのホームページでダウンロード可)に記入し、左記テーマの作文を添付
▽作文テーマ 「わたしの暮らしと自然環境」=暮らしが豊かになる一方で環境破壊が問題になっています。地球上に宿る命は人間だけではなく、どんなに小さなものでも植物や動物が互いに関連しあい、一つ一つの命が地球を構成しています。環境問題の原因と対応策について、自身の体験を踏まえ400字詰め原稿用紙4枚にまとめて提出
※ワープロ不可
▽宛先・問い合わせ 郵便番号900―8678、那覇市おもろまち1の3の31、沖縄タイムス社広告局企画推進部。電話098(860)3573(平日午前10時~午後6時)
主催 沖縄タイムス社
共催 財団法人海洋博覧会記念公園管理財団
後援 内閣府沖縄総合事務局、沖縄県、沖縄県教育委員会、環境省那覇自然環境事務所、琉球放送、琉球朝日放送

2011年
主催:沖縄タイムス社
共催:財団法人 海洋博覧会記念公園管理財団
協賛:日本たばこ産業(株)沖縄支店、(株)沖縄海邦銀行、南西石油(株)、沖縄コカ・コーラボトリング(株)、沖縄ガス(株)、(有)我那覇畜産
後援:内閣府沖縄総合事務局、沖縄県、沖縄県教育委員会、環境省那覇自然環境事務所、琉球放送、琉球朝日放送